ほうれい線が濃くなる原因のひとつにエラ張りがあるって知ってました?
私はエラ張りに悩んでいろいろ対策をしたら、ほうれい線も薄くなってきたんです。
そこで、「もしかしてエラ張りがほうれい線の原因だった?」と思い、調べたところ、やはり両者には関係があるようだということが分かりました。
なかなか消えないほうれい線に悩んでいる人は、もしかしたら咬筋が発達しすぎているのかも・・・
エラ張りの原因をなくせば、ほうれい線が薄くなるかもしれませんよ!エラ張りもほうれい線も気になるという人は、参考にしてみてください。
この記事でわかること
- エラ張りとほうれい線の関係
この記事のポイント!
- 咬筋が凝って張りすぎると咬筋に引っ張られて表情筋のバランスが崩れ、頬の筋肉が弱くなる。これが、ほうれい線の原因に!
- エラ張りとほうれい線の両方が気になる場合は、まずは咬筋をほぐすことを優先させると、ほうれい線も自然に消える可能性が高い。
目次
咬筋の凝りがほうれい線の原因に!?
表情筋というのは、それぞれが独立しているのではなく、互いに引っ張り合いながらバランスを保っています。それぞれのバランスが適切に保たれていることによって、引き締ったフェイスラインやたるみのない顔が維持できるんです。
顔がたるむのは、表情筋のバランスが崩れた時。
どこかひとつの筋肉が凝り固まったり衰えたりしてしまうと、良い感じで引っ張り合って保たれていたバランスが崩れて、顔がたるんできます。エラの筋肉とほうれい線の関係も同様です。
エラが張った状態というのは、咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉が肥大化したり凝り固まることで厚みを増した状態です。
そうすると咬筋に引っ張られて表情筋のバランスが崩れ、頬の正面の縦の3本筋の上唇挙筋 (じょうしんきょきん)、小頬骨筋 (しょうきょうこつきん)、大頬骨筋 (だいきょうこつきん)が弱って痩せてしまいます。
これがほうれい線が濃くなる原因のひとつ。頬の筋肉が弱ってくると、頬の脂肪や皮膚を支えることができなくなり、ほうれい線が目立ってきてしまいます。
こんな場合は、無理に頬の筋肉を鍛えようとするよりも、まずは、凝り固まった咬筋をほぐすことを優先しましょう。そのほうが早くほうれい線を目立たなくすることができます。同時に小顔にもなれるので一石二鳥です!
エラ張りを解消してほうれい線を薄くする方法
エラ張りの主な原因は食いしばりです。
咬筋は咀嚼筋のひとつなので、食事中に使うのは当たり前なのですが、問題はそれ以外の時間に行っている無意識の食いしばり。
歯ぎしりや日中何かに集中している時やってしまう食いしばり癖は、なかなか治すのが難しいものです。下記の対策を取り入れて少しでも咬筋にかかる負担を減らしてあげるようにしましょう。
食いしばりを防ぐ対策
- マウスピースで歯ぎしりによる負担を緩和
- 呼吸法や有酸素運動を取り入れてリラックス
- 硬いものを噛みすぎない
これらの対策を数ヶ月続けると、表情筋のバランスが戻り、ほうれい線が薄くなってくるはずです。
マウスピースで歯ぎしりによる負担を緩和
睡眠中に歯ぎしりする癖のある人は、咬筋に相当な負担がかかっています。毎日筋トレをしているようなものですからね。
若い頃は見た目への影響がなくても、年を重ねるほどに顔が四角くなってきます。それと同時にほうれい線も目立ってくるでしょう。
歯ぎしりを意思の力でコントロールすることは難しいので、マウスピースを利用しましょう。マウスピースで歯ぎしり自体がなくなるわけではありませんが、奥歯や咬筋にかかる負担を分散させることができるので、効果ありです。
私はマウスピース装着によって、かなり凝りが楽になりました。起床時の顎のだるさが全然違います。
歯医者さんで自分用のマウスピースを作ってもらっても良いのですが、すぐに何とかしたい場合は、市販のものでも十分です。1000円~2000円程度で購入できますよ。
呼吸法や有酸素運動を取り入れてリラックス!
歯ぎしりや食いしばりの原因は、主にストレス。噛み締めるという行為がストレス解消に役立つため、ストレスが強い生活をしていると、無意識のうちに食いしばり癖が出てしまいます。
ストレスそのものをなくすことは難しいので、呼吸法や有酸素運動を取り入れて、なるべくリラックスできるようにしましょう。深い呼吸をするとストレス解消になりますので、腹式呼吸を意識しながらヨガをしたり、いつもより速いペースでウォーキングをするのがおすすめ。
適度な運動を習慣にすると夜ぐっすりと眠れるようになるので、それも歯ぎしりを防ぐのに役立ちます。歯ぎしりは眠りが浅い時に出やすいので、眠りが深ければ癖が出にくくなるからです。
硬いものの噛みすぎに注意!
顔のたるみを防ぐためには、良く噛んで食事をすることはとても大切。ですが、歯ぎしりや日中の噛み締め癖がある人は、食事中の咀嚼にも注意が必要です。ゆっくりと噛むようにし、硬いものはあまり噛みすぎないようにしましょう。
成長期の頃は良く噛むことが顎の発達に関わってくるので、硬いものを噛むことも必要。ですが、大人になってからあまり硬いものばかり食べ過ぎると奥歯に大きな負担がかかり、歯ぎしりと同様、エラ張りを招くことに。歯周病の原因にもなりますし、良いことないです。
私は食いしばりのせいで奥歯に痛みを感じるので、硬いものは控えています。だけど、美容のためにナッツ類は食べたい!そんな場合は、フードプロセッサーで細かく砕いてから食べるようにしています。スルメはふやかして細かく刻んで食べるようにしていますし、フランスパンなどは食べないようにしています。
噛みすぎに注意すれば顎がほっそりして小顔になることができますし、深くなってしまったほうれい線も薄くすることができますよ!
まとめ
ほうれい線ができやすいのは、面長や丸顔だと言われているので、エラ張りがほうれい線の原因だというのは意外だったのではないでしょうか?私も自分で実感するまでは、まったく結び付けて考えたことがありませんでした。
たるみのない顔は表情筋のバランスがカギです。ほうれい線にばかり着目するのではなく、他の表情筋とのバランスに目を向けることも大切です。
エラ張りとほうれい線が両方目立つ場合は、まずは咬筋をリラックスさせることを優先させましょう。エラ張りの原因がなくなれば、自然とほうれい線も目立たなくなってきますよ!