目の下のたるみはコラーゲンの"質"を上げれば解消できる! | アンチエイジングラボ

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目元のたるみ

目の下のたるみはコラーゲンの“質”を上げれば解消できる!

鏡を見るたびに気になる目の下のたるみや目袋。これに深く関わっているのがコラーゲンです。

「最近目が小さくなってきた気がする・・・」、「目が開きにくくなってきた・・・」など他のお悩みにもコラーゲンが関係しています。

コラーゲンを摂取しているけど、たるみが解消されないという人は、「コラーゲンの質の劣化」が影響している可能性があります。

減少してしまったコラーゲンを補う方法については、たくさん紹介されていますので、今回は「コラーゲンの質を向上するにはどうしたら良いか?」という点に焦点をあてて、対処法を見ていきたいと思います。

この記事でわかること

  • たるみ対策とコラーゲンの関係

この記事のポイント!

  • 年を取るにつれて硬くなった古いコラーゲンの比率が増していくことが、たるみの大きな原因
  • 目の下のたるみを解消するには、コラーゲンをたくさん摂るよりも、質を上げる対策に注力すべき。
  • コラーゲンの質を上げる対策で特に重要なのは、十分なたんぱく質の摂取と、脂質と糖質を控えること
  • サプリメントも有効だが、コラーゲンサプリで効果がない場合やプラセンタがおすすめ
  • スキンケアでは、ビタミンC誘導体、レチノール、ペプチドなどが配合された化粧品が有効

目の下のたるみの原因は「コラーゲンの質の低下」!

目の下のたるみは見た目年齢を一気に引き上げてしまうので、何とかしたいですよね。

原因として大きいのが真皮内の「コラーゲンの質の低下」

「コラーゲンの量の減少」も、もちろん原因の一つですが、私はそれよりも「コラーゲンの質の低下」が与える影響のほうが大きいのではないかと思います。

何故かというと、意外にもコラーゲンの量というのは、年をとっても変わらないと言われているからです。

60代になっても20代の頃とほとんど変わらない量があるそうです。量がそれほど変わらないのなら、なぜ年とともに肌はハリを失ってしまうのでしょう?

その理由は、コラーゲンの量ではなく質にあります。

一度合成されたコラーゲンは壊れにくく、代謝が遅いと言われています。その寿命はなんと15年とも20年とも言われているほど。

赤ちゃんのときに作られたコラーゲンが15歳や20歳くらいまで残っているなんて驚きですよね?だから、年齢を重ねてもコラーゲンの量自体はそれほど減らないわけです。

ただし、コラーゲンの質は、大きく変わってしまいます。

古いコラーゲンは分子同士が結合して硬くなり、弾力を失います。硬くなったコラーゲンは分解されにくいので、肌にそのまま残ってしまい、ハリや弾力が失われていくというわけです。

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まめ

量は変わらなくても、年を取るにつれて硬くなった古いコラーゲンの比率が増していくため、肌の質が低下し、たるみの原因となってしまうんですね。

以下の写真のような症状は、すべて「加齢によるコラーゲンの質の低下」によるものです。目の下のたるみや目袋以外にも気になる症状がある人が多いのではないでしょうか?たるみはコラーゲンの減少で起こる

もちろん、筋力の低下や紫外線といった他の原因もありますが、真っ先に疑うべきなのが「加齢によるコラーゲンの質の低下」と言って良いでしょう。

「目の下のたるみが気になるから眼輪筋のトレーニングを始めたけれど、効果が感じられない・・・」、「コラーゲンを摂取しているのに、たるみが解消されない」という人は、コラーゲンの「質」を上げる対策が必要がかもしれません。

目元は特に老化しやすい!

人によって老化を感じ始める年齢には個人差があると思いますが、最初に老化を感じたのが目元だという人は多いのではないでしょうか?

目元は老化が真っ先に表れやすい部分です。なぜなら、目元は以下のような特徴があるため、他のパーツよりもトラブルが目立ちやすいんです。

目元が老化しやすい理由は?

  • 皮膚が薄く、頬に比べると厚みが3分の1ほどしかないため、潤いやハリ成分を保持しにくい。また刺激に敏感。
  • 皮脂量が少なく乾燥しやすい
  • 毛細血管が多く、血行不良によるトラブルが出やすい
  • 1日に2万回もすると言われるまばたきにより、キメの方向性が出やすいため小じわが目立つ

このような目元特有の事情に加えて、年々コラーゲンの質が低下するため、老化が目立ちやすいんですね。

目の下のたるみや目袋を改善するには、目元特有の事情に配慮したスキンケアはもちろん、低下したコラーゲンの質を上げるといった対策も必要になってきます。

目の下のたるみを解消するには「低下したコラーゲンの質を上げる」対策が必要!

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まめ

目の下のたるみや目袋は、新しく柔らかいコラーゲンに比べて、硬くなった古いコラーゲンの比率が増加した結果なのね・・・

この問題に対処するためには、単純にコラーゲンをせっせと摂るだけでは十分とは言えません。新しいコラーゲンの生成を促しつつ、古いコラーゲンを少しでも早く代謝する対策が必要です。

コラーゲンの代謝を促して、なるべく「古いコラーゲンを残さない」ことが大切。そのために毎日の生活で気を付けたい点や必要な対策をまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね!

コラーゲンの質を上げる対策

  1. 毎日たんぱく質を十分に摂取する
  2. 脂質の摂り過ぎに注意!
  3. 糖質の摂取は控えめに!
  4. コラーゲンの更新スピードを速めるために、ストレッチを習慣にする!
  5. サプリでコラーゲンを補給する
  6. コラーゲンサプリでダメならプラセンタ

毎日たんぱく質を十分に摂取する

年をとっても意外にもコラーゲンの総量は変わらないというお話をしましたが、わずかながらにしても減っていくのは確かです。40代、50代になればコラーゲンを合成するスピードが落ちてきて、少しずつですが減少していきます。

ですが、これは、あくまでもたんぱく質をまっとうに摂っている人の場合です。1日でもたんぱく質がまともに摂れないと、コラーゲンの合成量はガタ落ちします。

目の下のたるみや目袋を解消するには、古いコラーゲンを新しいコラーゲンに置き換えていく必要があるのですから、合成量がガタ落ちするのは良くありませんね。

コラーゲンというと、フカヒレやスッポンをイメージしますが、最優先にすべきなのがたんぱく質の摂取です。肉や魚、卵といった動物性たんぱく質を中心に、毎日十分なたんぱく質を摂取するようにしましょう。

たんぱく質不足はヒアルロン酸の合成量にも関係している

コラーゲンの量は加齢によってあまり変化しませんが、肌の潤いを保つヒアルロン酸は40代になるとガタ落ちします。肌のハリを保つためには水分量も大きく関わっているので、ヒアルロン酸が激減すると肌がしぼんでたるみやすくなります。

ヒアルロン酸はコラーゲンと違って代謝スピードが早く、半日から数日で代謝されます。このヒアルロン酸は、1日でもたんぱく質の量が不足すると合成量がガクッと減ってしまいます

ヒアルロン酸は多糖類と呼ばれる糖質です。糖質なのに、たんぱく質が関係するの?と疑問に思ってしまいますが、ヒアルロン酸を生成する酵素がたんぱく質なので、たんぱく質が不足すると、肌の潤いまで失われてハリがなくなり、たるみとなってしまいます。

脂質の摂り過ぎに注意!

脂質の摂りすぎは、コラーゲンの合成量が落ちてしまう原因となります。動物性たんぱく質はコラーゲンの合成に欠かせませんが、同時に口に入れる脂質の量には注意が必要です。

これは、脂肪細胞から分泌される善玉物質であるアディポネクチンが減ってしまうことが原因です。アディポネクチンが減るとコラーゲンの合成に関わる物質も減ってしまいます。

お肉を食べるなら、たんぱく質の量が豊富で低脂質のささみ鶏むね肉などがおすすめ。また、脂質は脂質でも、青背に含まれるEPAにはアディポネクチンを増やす作用があるので、アジイワシサバサンマなどの魚を積極的に食べるようにしたいですね。

コラーゲンの合成を助ける大豆を積極的に摂る

コラーゲンの合成を促す物質は内臓脂肪が増えると減少してしまいます。大豆ペプチドには内臓脂肪が必要以上に増えるのを防ぐ効果があるので、豆腐、納豆などの植物性たんぱく質も積極的に摂るようにしたいですね。

脂身の強いお肉が食べたいときには、豆腐、納豆などの植物性たんぱく質も一緒に摂るようにしましょう。

糖質の摂取は控えめに!

年齢を重ねるとコラーゲンの質が劣化しますが、その原因として大きいのが「糖化」です。

コラーゲンが糖化すると、変質して硬くなるため、もともとの弾力に富んだ構造が失われ、肌のハリがなくなります。

糖質を摂りすぎると糖化を起こし、コラーゲンが劣化しやすくなります。炭水化物や甘いものの食べ過ぎには注意しましょう。

どんなに注意していても年齢を重ねるにつれて糖化は進んでしまうので、余分な糖質を摂りすぎないよう注意し、少しでも糖化のスピードを遅らせるようにしたいですね。

ストレッチを習慣にするとコラーゲンの更新スピードが速くなる!

体の硬さと肌老化には密接な関係があり、体の柔軟性が肌老化の進行具合を図るひとつの指標となります。

なぜなら、体が硬いということは筋肉組織を作るコラーゲンが糖化によって硬くなってしまっている証拠だからです。

同年代の人よりも体が硬いと感じているなら、それだけ「糖化=老化」も進んでいると言えるので、目の下のたるみも目立っているのではないかと思います。

そこでおすすめなのがストレッチ。

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まめ

糖化してしまったコラーゲンを新しいコラーゲンに置き換えるのに役立つのが、ストレッチなんです。

なぜストレッチが良いのかというと、線維芽細胞が活性化するから。線維芽細胞というのは、コラーゲンの製造元の細胞ですが、ストレッチで体を伸ばした時の刺激によって活性化されることが最近分かってきました。

要するにストレッチをすることで、古いコラーゲンが壊され、新しいコラーゲンに置き換わるというわけです。皮膚のコラーゲンは入れ替わるのに約15年かかると言われているので、すでに肌の老化を感じている人は、ストレッチで繊維芽細胞を刺激して少しでも早く入れ換わるようにしたいですね。

サプリでコラーゲンを補給するのもGoog!

コラーゲンを摂っても体内でアミノ酸に分解されてしまうので、意味がないと聞いたことがあるかもしれませんが、最近の研究ではコラーゲンを摂取すると肌にハリや弾力、潤いが出るといった美容効果が認められています。

真皮内にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生成しているのは線維芽細胞と呼ばれるものですが、ペプチドとして吸収されたコラーゲンが血中に入ると、この線維芽細胞を活性化させてくれます。このため、コラーゲンサプリの摂取も目の下のたるみ・目袋の解消には効果的だと言えるでしょう。

コラーゲンサプリでダメならプラセンタ!

肌や髪の老化に深く関わっているのが女性ホルモンの量。女性ホルモンは最高のアンチエイジング物質とも言われていて、ハリのある若々しい肌やボリュームのある髪を保つのに役立っています。

たるみのない肌を保つには肌の土台である真皮層にコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が正しい構造を保ちつつ、十分な量があることが大切です。これらのコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などは「線維芽細胞」によって生み出されています。

そして、この線維芽細胞に作用するのが女性ホルモンです。エストロゲンは、この線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンの生成や古いコラーゲンの分解を促すといった働きをしています。この働きにより、シワやたるみのない若々しい肌を保つことができるんです。

ところが、年齢を重ねるとともに女性ホルモンの分泌量は減ってしまいます。加齢により女性ホルモンの量が減少すると、真皮層のコラーゲンやエラスチンの構造が劣化したり、水分量が減ったりして、たるみの原因となります。

そこでおすすめなのが、プラセンタ。プラセンタには、女性ホルモンの分泌を正常化する働きがあるため、肌のハリや弾力アップに役立ちます。

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まめ

コラーゲンサプリではなかなか効果を実感できない人は、線維芽細胞の機能自体が衰えている証拠なので、プラセンタサプリを試してみましょう。

目の下のたるみ・目袋にはスキンケアでコラーゲンの質を高める方法も有効!

ここまでは、体の内側からコラーゲンの質を高める方法をご紹介してきました。

ですが、もちろん、化粧品による外側からのケアも有効です。

ただし、イメージや広告に惑わされて選ぶと失敗する可能性もあるので、ポイントを押さえて選ぶようにしましょう。

目の下のたるみにはコラーゲン入りの化粧品を塗っても効果なし!

注意したいのは、目の下にハリを出したいからと言って、コラーゲンを肌に直接塗っても効果はないという点です。

化粧品に配合されているコラーゲンは、あくまでも保湿成分であり、肌のハリアップに役立つわけではありません。

コラーゲンの製造元である線維芽細胞を元気にしてくれる成分がオススメ!

劣化・減少してしまったコラーゲンの質を高めてハリを出すには、コラーゲンの製造元である「線維芽細胞」を活性化する成分が有効!

ハリアップに効果的な成分例

ビタミンC誘導体、レチノール、ペプチド、ナールスゲン、EGFやFGFなどの成長因子

これらの成分には、コラーゲン生成をサポートしたり、乱れがちな肌のリズムを整えたりすることで、ハリ・弾力・潤いを与えてくれる効果があります。スキンケアでコラーゲンの質を高めるなら、これらの成分が配合された化粧品を選ぶようにしましょう。

まとめ

老け顔の象徴とも言える目の下のたるみや目袋を解消するには、コラーゲンの量よりも質に注目!

コラーゲンの量を増やすよりも代謝を促して「古いコラーゲンを残さない」ことが大切なので、毎日の食生活や運動習慣など、ちょっとした点に気を付けて生活するようにしたいですね。

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