「エラ張りは生まれつきだから自力で改善するのは無理」と諦めていませんか?ですが、エラ張りは、骨格の問題ではなく筋肉の凝りが原因である場合が多いので、自力で改善できますよ!
筋肉の凝りを解消するには、マッサージが有効です。生まれつきだから仕方ないと思って諦めていた人も、マッサージの小顔効果を実感してみてください。
この記事でわかること
- エラ張りを解消して小顔になれる「咬筋マッサージ」のやり方
この記事のポイント!
- エラ張りは、骨格の問題よりも咬筋の凝りが原因であることが多いので、マッサージで小顔になれる可能性が高い!
- 咬筋の凝りはエラ張りだけではなく、たるみの原因にもなるので、老け顔にならないためにも早めのケアが大事!
目次
エラ張り解消マッサージの効果は?・・・ビフォーアフター写真で検証!
「マッサージすれば小顔になれるなんて信じられない、本当に効果あるの?」と思う人も多いですよね?そう思った人は私の3ヶ月経過写真をご覧ください。
あくまでも自分比ですが、年齢とともに横に広がりつつあった顔の下半分がかなりスッキリしましたよ!下がっていた口角も上がって、オバ顔・老け顔という印象もちょっとだけ薄れてきました。
ダメ元で続けていたのですが、確かに効果があるようです。
マッサージがなぜこんなに効果的なのかというと、エラ張りの原因である咬筋の凝りをほぐす効果があるからです。
エラが張って見えるのは咬筋(こうきん)が凝っているから
エラ張りは「生まれつきの骨格の問題だから、自力で改善するのは無理・・・」と思っている人が多いと思います。
確かに骨格の問題なら、骨を削らなければ改善は難しいでしょう。
ですが、実は原因のほとんどが筋肉の凝りによるもの。
骨格の問題よりも筋肉の凝りのほうが深刻な問題なんです。
ポイント
あのゴリゴリした部分は実は骨ではなく、咬筋(こうきん)という筋肉。咬筋が必要以上に発達してしまい、凝り固まることで厚みが増し、顔が四角く見えてしまいます。
「咬筋」とは?
咬筋とは、ものを噛むときに使われる咀嚼筋のひとつ。手のひらや指をエラにあて、奥歯を強めにカチカチと噛んでみてください。このとき、耳の前辺りからエラの部分にかけて動く筋肉が咬筋(こうきん)です。
咬筋の凝りの原因は食いしばり
咬筋の肥大化と凝りはなぜ起こるのかというと、食いしばりが原因です。
夜間の歯ぎしりや、日中無意識でやってしまう食いしばりによって、咬筋は必要以上に発達して硬くなり、厚みが出てきます。
日中食いしばりをしている人は、その緊張状態を筋肉が記憶しているため、睡眠中にも歯ぎしりが出る場合が多いです。
人から歯ぎしりを指摘されたことがないという人でも、音の出ない歯ぎしりをしている可能性があります。私は音の出ない歯ぎしりをするようで、起床時に咬筋のだるさを感じる日が多いです。
ポイント
集中している時や睡眠中などの無意識下での食いしばりの際にかかる力は相当大きいもので、歯が削れたり割れたりする場合もあるほどです。
そんな力で毎日噛み締めるのは、せっせと筋トレしているようなもの。どんどんエラが発達してしまいます。筋肉が凝るのも当たり前です。
筋肉はたくさん使うことで凝りがひどくなるので、長年筋トレしっ放しの咬筋は、年齢を重ねるほどに発達してしまいます。若い頃に比べて顔が大きくなってきた・・・と感じるのは、このせいです。
エラが張ると、老けて見える!
エラが張ってくると頬の下に影ができるので、頬が下がったように見え、老けた印象になります。
何も対策をしないまま放っておくと、咬筋の肥大化と凝りが進む一方、他の部分は表情筋の衰えにより、たるんでくるので、エラがどんどん強調されてしまいます。
咬筋が凝るとほうれい線や顔のたるみの原因にも
咬筋の凝りによって発生する最大のデメリットはエラ張り・大顔ですが、それ以外にも悪影響を及ぼします。
なんと、顔のたるみまで引き起こしてしまうんです。
ほうれい線や二重あご、ブルドッグ顔、マリオネットラインなどは、もしかしたら咬筋の凝りが関係しているかもしれませんよ。
咬筋の凝りが顔のたるみを引き起こす理由
- 頭の骨や表情筋が引っ張られて本来の位置からずれてしまうから
- 顔をリフトアップする役割を担っている側頭筋にまで影響を与えるから
- 老廃物が溜まりやすくなるから
頭蓋骨が変形し、表情筋が引っ張られて本来の位置からずれてしまう
凝って硬くなった咬筋は、頭蓋骨をも変形させてしまいます。
さらに、連動している表情筋も咬筋の緊張によって引っ張られて本来の位置からずれてしまいます。
その結果、頬骨や頬の位置が下がってほうれい線となったり、下がった顔のお肉が顎周辺に集まって二重あごになったりします。
老廃物が溜まることで顔全体がたるむ
老廃物は血管やリンパの流れに乗って排出されますが、筋肉が凝って動きが鈍くなると、筋肉の間にある血管やリンパが圧迫されて流れが悪くなります。
そうすると、老廃物が溜まりやすくなります。その結果、溜まった老廃物の重みによって顔が重力に負けてたるみやすくなってしまうんです。
側頭筋にまで影響を与えて顔をリフトアップできなくなる
また、咬筋が凝ると、咀嚼の時に協同して働く側頭筋にまで凝りが伝わる為、顔全体のたるみの原因にもなってしまいます。
耳の上に位置する側頭筋には顔全体をリフトアップする役割がありますが、側頭筋が凝り固まると顔を引っ張り上げる力がなくなってしまいます。
その結果、ほうれい線やフェイスラインの崩れなどを引き起こし、顔全体がたるむことになります。
食いしばり癖のある人は、側頭筋の凝りも一緒にほぐしてあげると良いですよ。
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咬筋マッサージがエラ張り解消に効果的な理由とは?
咬筋マッサージが効果的な理由
- マッサージで筋肉が緩むことで頭蓋骨や表情筋の歪みが解消される
- 食いしばり癖の改善にも役立つ
マッサージで筋肉が緩むことで頭蓋骨や表情筋の歪みが解消される
咬筋の凝りは頭蓋骨の変形や顔の歪みの原因となります。
その結果、頬骨が前に出て顔がゴツゴツして見えたり、エラが張って顔が左右に広がって見えたりしてしまいます。
マッサージによって筋肉がゆるめば、骨や表情筋が自然と正しい位置に戻ります。
その結果、筋肉の硬さや厚みもなくなり、エラ張り・頬の出っ張り・たるみも解消されるというわけです。
食いしばり癖の改善にも役立つ
食いしばりは何故起こるのかというと、主にストレスが原因。
ストレスを感じると咬筋が収縮して硬くなり、食いしばり癖が出やすくなります。
ということは、マッサージで咬筋をほぐして筋肉をゆるめてあげれば、食いしばりが出にくくなるということになります。
マッサージのやり方
私が効果があると感じた咬筋マッサージは、3種類あります。(1)と(2)はやってみてやりやすいほうを選んでください。(3)は指を口の中に入れてほぐすマッサージなので、入浴中の手が清潔なときにやると続けやすいです。
咬筋マッサージ(1)
咬筋マッサージのやり方
- 奥歯をグッと噛みしめると、ボコっと盛り上がる部分を指で押して咬筋の位置を確認。
- 口を閉じて、エラの部分をこぶしの第2関節の部分で左右同時にグリグリマッサージする。20回~30回くらい行う。強すぎず、弱すぎず、ちょっと痛気持ちいいくらいの力加減で。
- 軽く口を開けて、両手で挟むようにエラを抑え、手で押し込むように力を入れ、10秒キープ。
咬筋マッサージ(2)
咬筋マッサージのやり方
- 親指を咬筋に当てて、それ以外の4本の指をこめかみに当てます。
- 咬筋に当てた親指をグリグリと円を描くようにまわし、筋肉の凝りをほぐします。
- 30回くらい行いましょう。
咬筋マッサージ(3)
咬筋マッサージのやり方
- 口内の1番奥(奥歯の外側)に親指を入れます。親指以外の4本の指は、外側から頬の横に置きましょう。
- 口を軽く開けて指を使い、エラの部分を内側と外側からつかむように優しく揉みほぐしてください。
こんなマッサージは逆効果!
上でご紹介したマッサージは確かに効果的なのですが、やり方を間違えると逆効果になってしまう可能性もあります。私が実際やってみて「このやり方で続けると良くないかも・・・」と思った点をまとめます。
こんなマッサージは逆効果!
- 力が強すぎる
- マッサージするときに奥歯を噛み締めてしまう
力が強すぎる
最初のうちは、早く小顔になりたくてかなり力を入れてマッサージしていたのですが、エステティシャンのお姉さんに力の入れすぎは良くないと指摘されました。
あまりに強い力でゴリゴリやりすぎると、体はそこに攻撃を受けていると判断して防御を固めるようになってしまうそうです。つまり、ますますエラが発達してしまうという逆効果を招いてしまいます。
ほぐす際には、強すぎず、弱すぎない適度な力加減で行いましょう。適度な力加減を感覚的につかむまでは、ソフトタッチでやった方が良いと思います。
マッサージするときに奥歯を噛み締めてしまう
マッサージする時は、顎の力を抜きリラックスした状態で行いましょう。
奥歯を噛み締めて行うと咬筋が緊張して、ますます凝りが酷くなってしまいます。力を抜くのが難しい場合は、軽く口を開けて行うと無駄な力が入らなくて済みます。
かける力が強すぎると、その力に耐えようとして奥歯を噛み締めてしまうので、やはり力をかけすぎるのは良くありません。
私も最初の頃は力を入れすぎていたため、奥歯を噛み締めながらやっていました。このやり方だと、凝りをほぐすつもりのマッサージが食いしばりの原因になり、エラが張る結果につながってしまうので全く意味がありません。「軽く口を開けて、力を入れすぎない」という点に注意しましょう。
マッサージが面倒・・・という人はヤーマンの美顔器「メディリフト」がおすすめ!
咬筋マッサージはとても簡単ですが、「力加減が分からなく不安」という人や「両手がふさがるマッサージは結局面倒で続かない」という人もいると思います。
そんな人におすすめなのがヤーマンの美顔器「メディリフト」!
メディリフト
画像出典:ヤーマン
マスク型の美顔器を装着するだけで自分では何もしなくてOK!美顔器が勝手にマッサージと筋トレをして小顔に導いてくれます。
誰がやっても正しいケアができるので、効果の実感度が高いのも嬉しいポイントです。
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毎日の習慣にして小顔美人に!
マッサージで小顔効果を得るために大切なのは、コツコツと続けることです。続けるコツは、毎日の生活にうまく組み込んで習慣化してしまうこと。私は、下記のような感じで、毎日の生活に組み込んでいます。
朝の習慣
- 起床時に咬筋マッサージ(1)
- 食後に咬筋マッサージ(2)
昼の習慣
- 食後に咬筋マッサージ(2)
夜の習慣
- 食後に咬筋マッサージ(1)
- バスタイムに咬筋マッサージ(3)
咀嚼筋を良く使う食事の後の習慣にするのがおすすめです。歯ぎしりの癖がある人は、目覚めた時に凝りやだるさを感じると思うので、起床時にも行うと良いですよ。マッサージを続けて咬筋の緊張がほぐれると、歯ぎしりも改善されていきます。
ただし、やりすぎは良くないので、最初は食後だけとか、入浴後だけに試してみて、様子を見ていくと良いでしょう。
マッサージを3ヶ月続けた結果・・・ビフォーアフター写真で効果を検証!
私は、上記のようなスケジュールでマッサージを行っていますが、3ヵ月続けたところ、かなりほぐれてきたようで「痩せた?」と言われるようになりました。
また、輪郭が左右アンバランスだったのがだいぶ解消されてきました。私は食事の時に右側の歯ばかりで噛む癖があるので、右側の咬筋が発達して張っていたのですが、マッサージをするようになってからだいぶアンバランスさが解消され、左右対称に近くなってきました。歪みが取れて下がっていた方の頬が上がってきた感じですね。
たまに行くエステサロンのエステティシャンの方にも、咬筋を触られた時に「だいぶほぐれてきましたね。マッサージしてるんですか?」と言われました。
以前にそのエステティシャンの方に「歯ぎしりの癖とかありません?咬筋がかなり凝ってるんですけど・・・」と言われたことがあり、自宅でもマッサージすることをすすめられました。コツコツと続けた結果、セルフケアでもプロに変化を指摘されるほどの効果が得られたようです。
私は四角い顔の父親似なので、エラ張りは生まれつきの骨格だと思って諦めていたのですが、咬筋の凝りが原因だったようです。私のように生まれつきだと思いこんでいる人も、骨ではなく筋肉が張っているだけという可能性がありますよ!
「生まれつき顔が大きい・エラが張っている」のではなく、張った筋肉のせいで「顔が大きく見えている・エラが張ってい見えている」だけの可能性が高いんです。諦めないでマッサージを続けてみてくださいね。
マッサージだけで小顔になれるの?
今回ご紹介した咬筋マッサージだけでもエラ張りがだいぶほぐれて小顔になれると思います。ですが、さらなる効果を感じたい場合は、下記のコンテンツも参考にしてみてください。側頭筋マッサージや舌回し、舌トレーニング、食いしばりの改善などを追加することで、相乗効果が期待できます。
整形しないでエラをなくす6つの方法!ビフォーアフター写真で効果を検証!
エラ張りは遺伝だし、骨格の問題だから仕方ない・・・と思っていませんか? 実は、エラ張りは骨格ではなく筋肉の凝りが原因である場合がほとんど。 あのゴリゴリした部分は実は骨ではなく咬筋という筋肉なんです。 ...
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まとめ
エラ張りは、骨格の問題よりも咬筋の凝りが原因であることが多いので、マッサージでほぐしてあげることで小顔になることができます!咬筋の凝りはエラ張りだけではなく、顔のたるみも引き起こすので、老け顔にならないためにも早めにケアしてあげましょう。
マッサージの時にかける力が強すぎたり、奥歯を噛み締めたりすると逆効果になる可能性があるので、正しいやり方で行うことが大切です。不安な人は、今回ご紹介した美顔器を上手に利用すると良いでしょう。
毎日のコツコツ続けることで徐々に効果を実感できますよ!マッサージに他のエクササイズをプラスすし、食いしばりをなおすことを意識すると、より高い効果を得ることができます。
もともとの骨格だと思って諦めていた人も、マッサージでエラ張りが解消できるかもしれません。
リフトアップ効果もあるので、たるみが気になる人もぜひ試してみてくださいね!