イワシを食べる習慣はありますか?
イワシが健康に良いのはなんとなく知っているけれど、家で調理するとなると結構面倒だし、生臭さが気になるということから避けている人もいるかもしれません。
ですが、イワシは、最高のアンチエイジング食材!「たるみを解消したい!」、「薄くなった髪にボリュームを取り戻したい」と思っている人に最適な食材です。
定期的にイワシを食べることを習慣にして、老化を食い止めましょう。
この記事でわかること
- イワシの美容効果と効果的な食べ方
この記事のポイント!
- イワシに含まれるDMAEには、筋肉の引き締め効果がある
- 他にも、細胞レベルから若返りが期待できる核酸、美肌に不可欠なコエンザイムQ10、たんぱく質、ビタミンB群が豊富に含まれる
- お刺身が一番栄養価が高いが、手軽に摂れる缶詰でもOK!
目次
イワシは顔のたるみ解消に効果的!
イワシは健康効果が高いことでよく知られていますが、イワシの効果はそれだけではありません。顔のたるみ解消や、若返りにも役立つ効果がたくさんあるんです。
イワシに期待できる効果
- DMAEが、筋肉を引き締めて小顔に
- 核酸の効果で細胞レベルから若返る
- たんぱく質を補ってハリを保つ
- コエンザイムQ10やビタミンB群で美肌に
イワシに含まれるDMAEが、筋肉を引き締めて小顔に!
イワシにはDMAEという成分が含まれています。
「DMAE」とは?
DMAEとはジメチルアミノエタノールの略で、神経伝達物質であるアセチルコリンの元となります。
アセチルコリンには筋肉の収縮力を高める効果があるため、肌にハリを取り戻して、たるみを改善するのに役立つんです。
そして、そのアセチルコリンの材料となるのが、DMAE。
つまり、DMAEを摂取することがたるみ改善につながるわけです。
DMAEはサプリメントでも販売されていますが、わざわざお金をかけなくても、DMAEを豊富に含むお魚を食べればOK。
DMAEはイワシやサーモンにも含まれいるので、これらを積極的に食べるようにすると良いですよ!
DMAEの摂取を心掛けながら、表情筋トレーニングをすると、効果が出るのが早いような気がします。
核酸の効果で細胞レベルから若返る
イワシには核酸という物質が豊富に含まれており、これもアンチエイジングに効果があります。
核酸には、体を作る設計図となるDNA(デオキシリボ核酸)と、DNAが作った設計図をもとにして実際に細胞を作る働きをするRNA(リボ核酸)があります。
絶えず新しい細胞を作り出し、若々しい体を保つためには、「核酸」が欠かせないんです。
体内に十分な量の核酸があって、細胞の生まれ変わりがスムーズにいけば、ハリとツヤのある肌になって、たるみも改善されるはず!
核酸は大体の食品に含まれていますが、含有量に差があるので、できるだけ多く含む食品を選ぶことが大切です。
イワシは核酸を豊富に含んでいて、しかもDNAとRNAの両方が含まれているから、細胞の若返りには最適なんです。
核酸は薄毛の改善にも役立ちます。細胞が若返れば、頭皮が健康になり、髪にハリやコシが出てきます。
40代になると女性でも髪のボリュームがなくなってくることが多いので、育毛のためにも積極的に食べるようにしましょう。
たんぱく質を補ってハリを保つ
顔のたるみを解消するために、表情筋トレーニングを続けている人も多いのではないでしょうか?
筋力アップをするためには、トレーニングだけではなく、たんぱく質を積極的に摂る必要があります。
たんぱく質は体のあらゆる細胞を作り、美肌を保つために大切な栄養素です。内臓や血管を作る材料にもなっいるため、不足すると生命維持に必要なそれらの箇所から優先してまわされます。肌や筋肉への供給は優先順位が低くなってしまうので、不足しないよう常に十分な量を摂取することが大切です。
イワシは体にとって大切な必須アミノ酸である良質なたんぱく質の宝庫です。表情筋トレーニングの効果を引き出すためにも積極的に摂るようにしましょう。
コエンザイムQ10やビタミンB群で美肌に
イワシには美肌作りに欠かせないコエンザイムQ10やビタミンB群が豊富に含まれているので、イワシを食べることで、潤いのある美肌に近づくことができます。
また、多価不飽和脂肪酸の1種であるDHAやEPAが多く含まれているため、老化防止に役立つと言われています。EPAはアトピー性皮膚炎や花粉症にも効果があると言われているので、アレルギー症状で肌の状態が不安定な人は積極的に摂りたい成分です。
鮮度の高いイワシは栄養が豊富
DHAやEPAといった脂がは酸化しやすいので、鮮度の高いイワシを選ぶことが大切です。
新鮮なイワシなら、臭みも気にならず味も良いので、味が苦手だという人でも美味しく食べることができます。
下記の3つの点が見極めポイントとなるので注意して新鮮なイワシを選びましょう。
新鮮なイワシの選び方
- 目に濁りがなく、まるまると太っているもの
- ウロコが残っていてつやが良いもの
- エラの色が明るい赤色のもの
調理法や食べ方を工夫して効率的に栄養を摂る
イワシはお刺身が一番良い
DHAとEPAは熱に弱く溶けやすいので、イワシの栄養を逃さないでとるには生のままで食べるお刺身が一番です。
お刺身用の新鮮なものを選ぶようにしましょう。
加熱するなら・・・
お刺身が良いとは言っても、毎回お刺身では飽きますし、どうしても生臭さが苦手という人もいるでしょう。
その場合は、蒸す・焼く・煮るなどで加熱するのもOK。ですが、焼き過ぎるとDHAとEPAが溶けて流れ出してしまうので注意しましょう。
焼く場合は表面を小麦粉や片栗粉でコーティングすると栄養を逃さず摂ることができます。煮る場合は、煮汁に脂が溶けだしてしまうので、煮汁も残さずいただくようにしましょう。
加熱した場合は、緑黄色野菜と一緒に食べるのがおすすめです。加熱すると脂が酸化して効果が弱まってしまいますが、抗酸化作用のある緑黄色野菜と合わせて食べればEPAやDHAの酸化を食い止めることができます。
ちりめんじゃこやしらす、煮干しでも
成長したイワシだけでなく、稚魚であるちりめんじゃこやしらすでもOK。面倒な調理が不要で、簡単に食べることができるのでおすすめです。
缶詰でもOK!
美容のためにもイワシを食べたほうが良いのは分かるけど、やっぱり調理の時間がないし面倒だという人は缶詰でもOKです。缶詰は新鮮な状態で加工されたものなので、栄養素も豊富に含んでいます。スーパーやコンビニで売っているものでも十分です。色々アレンジして楽しみながら食べるようにしましょう。
まとめ
イワシは顔のたるみ解消や美肌効果、育毛効果が期待できる最高のアンチエイジング食材です。
臭みが気になるという人も新鮮なイワシなら味も良いので、抵抗なく食べることができると思います。
効率的に栄養を摂ることができるよう、食べ方や調理法にも注意しましょう。調理が面倒だという場合は、缶詰でも十分です。
引き締ったフェイスラインと美肌を作る為に、週に3回はイワシを食べるようにしたいですね!