二重あごの原因は「ストレートネック」!?すぐできる改善法でシャープな小顔になる!

ストレートネックによる二重あごに悩む女性のイメージ写真

「二重あごが気になる。もっと痩せなきゃダメ?」と思っている人は、ちょっと待って!それ、本当に肥満のせいですか?

もちろん、太っていれば顎周りに脂肪が溜まりますが、原因は肥満だけではありません。ですので、痩せたからといって必ずしも解消できるわけではないんです。

スマホ使用やデスクワークの頻度が高い人は、「ストレートネック」が原因で顔がたるみ、フェイスラインが崩れている可能性があります。

その姿勢の良さは偽物かも!?

立っている時に限ってのことですが、「姿勢がいいね」と言われることがあります。なので、自分では姿勢が良い方だと思っていたのですが、どうも私の姿勢の良さは偽物だったようです。

私が褒められていた「姿勢の良さ」というのは下のイラストの右側のような感じで、腰を反り過ぎて、腰に負担がかかっている状態です。どうしてこのような不自然な状態になってしまうかというと、「ストレートネック」が原因なんです。

ストレートネックによる間違った姿勢の説明図

間違った姿勢の原因はストレートネック

「自分は姿勢が良い方だ」と思い込んでいましたが、それが偽物の姿勢の良さだったと気が付いたのは、病院で「ストレートネック気味です」と言われたからです。慢性的な頭痛と肩こりに悩まされており、時には嘔吐してしまうほど症状がひどくなっていたので病院を受診したところ、そのような診断を受けました。

正常な人の首は30度~40度と緩やかにカーブしているのですが、これが30度以下にまっすぐに歪んでしまった状態が「ストレートネック」です。

ストレートネックの説明図

 

首がまっすぐだと、頭が前に突き出てしまい、猫背になってしまいます。そもそも、悪い姿勢が首がまっすぐに歪む原因なのですが、このような状態が定着することで、より一層姿勢が悪くなってしまうという負のスパイラルにはまってしまうんです。私は仕事柄、1日中パソコン作業をしていることが多いので、頭が前に突き出た前屈みの状態で過ごすことが多く、これが原因で首の骨が歪んでしまったようです。

そしてこれが間違った姿勢を作る原因となっていました。首が前に突き出ると、つられて肩が内側に入り前かがみの状態になります。それではバランスが悪いので、バランスをとるために自然と胸や腰が反ってしまい、右側のような姿勢ができてしまうのです。

ストレートネックによる間違った姿勢の説明図

 

一見姿勢が良く見えてもそれは偽物です。体のあちこちに負担をかけてしまっているので、肩こりや頭痛といった症状としてあらわれます。そして、体の不調だけではなく、見た目にも悪影響を及ぼすのがさらに嫌なところです。

ストレートネックだと二重あごになりやすい

首の骨がまっすぐに歪むと、体の上に頭が乗っているのではなく、頭だけが体の前に突き出ていて、体という支えが無い状態になってしまいます。このような状態だと、頭の重さを体全体で支えることができないため、重力の負荷を受けやすくなり、顔がたるみやすくなります。ストレートネックが二重あごを招くことを説明した図

PC作業やスマホを見ている時間が長いと、うつむき姿勢になりがちで、これがストレートネックの原因となりますが、こうなることで余計姿勢が悪くなり、顔がどんどんたるんで二重あごになっていく・・・ということになります。

まずは自分の状態を確認!簡単セルフチェック法

私のように肩こりや頭痛のような症状がなくても、首の骨に歪みが生じている可能性があります。まずは自分の状態をチェックしてみましょう。下記の2つの方法で簡単にセルフチェックできます。

  1. 背筋をピンと伸ばした状態で、ゆっくりと天井を見上げます。
    この時、真上を見るのが辛いという人や、首に痛みや突っ張り感がある人は、ストレートネックの可能性があります。
  2. 壁を背にして立ち、かかと、お尻を壁につけて「気を付け」の姿勢をとる。
    この時、後頭部が壁に付かない人はストレートネックの可能性があります。意識して後ろに倒さないと付かないというも同じです。

ストレートネックを解消して二重あごをスッキリさせる方法

セルフチェック法の結果が良くなかった場合は、これからご紹介する解消法を実践してみて下さい。ダイエットよりも効果的だと思いますよ!

顎押しストレッチ

このストレッチはとても簡単なので、気が付いた時に何度でも行いましょう。私はデスクワーク中、1時間に1回はやっています。

  1. 背筋をまっすぐ伸ばして姿勢を正し、体はその状態を保ったまま、顎をできるだけ前方に出す。
  2. 人差し指と中指を顎に当て、そのまま後ろにぐぐっと押します。顔が下を向かないように注意してください。

首・肩の筋肉をほぐすストレッチ

これも仕事の合間におすすめのストレッチです。肩こり解消にも効果的ですし、肩を開く動作は気分のリフレッシュにもなりますよ!

  1. 手のひらが上を向くように体の後ろで指を組む。
  2. 息を吐きながら、肩甲骨の間を寄せるように肩を引き、頭を後ろに倒して胸を反らしていきます。
  3. その状態のまま2〜3回呼吸します
  4. 息を吐きながらゆっくり肩の力を抜き頭を起こし、元の姿勢に戻ります。

猫背解消ストレッチ

両手を上に上げてグッと伸びをするだけ。両手を上に限界まで伸ばしてみましょう。

猫背が定着している人は腕を腕を上に上げる動作をしないので、このストレッチをするだけでも、背中や首のこわばりがほぐれるのが分かるはずです。

テニスボールでエクササイズ

  1. 2つのテニスボールをガムテープなどでくくる。
  2. それを立ったままで、後頭部の骨の下にある左右のくぼみにあてがい強く押します。
  3. 押しながらゆっくりと頭をあげます。(左右1分ずつ)

これを1日に2、3回行うと効果が期待できます。

バスタオル枕を使って寝る

睡眠中に使用する枕が高すぎると、ストレートネックの症状が悪化してしまいます。また、高い枕を使っていると顔が下を向いているのと同じ状態になるため、たるみがますます進行してしまいます。首のしわの原因にもなるので、すぐに改善が必要です。

高すぎず低すぎない自分に合った高さの枕を使うことが大切なのですが、なかなか難しいですよね?そこでおすすめなのがバスタオル枕です。バスタオル枕の作り方は、下記のコンテンツでご紹介していますので、参考にしてください。

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これまで高い枕で寝ていた人にとっては、最初は低すぎて違和感があると思いますが、慣れればこのほうが調子が良いことが分かるはずです。私はバスタオル枕にしてから、寝違えが起こりにくくなりました。ストレートネックの人は寝違えが起こりやすいので、頻繁に起こる寝違えに悩んでいる人にもおすすめです。

姿勢の矯正が二重あご解消の近道

シャープなフェイスラインを目指すには、普段の姿勢を矯正していく対策も必要です。ストレートネックは首の骨が変形してしまった状態ですので、一度なってしまうと完全に治すのは難しいそうですが、日常的に姿勢を良くするよう意識して徐々に症状を改善していきましょう。

症状が良くなるとともに、フェイスラインも整っていくはずです。私は、ストレッチをこまめにするようにしてから吐き気がするほどの頭痛や肩こりの症状はほぼなくなり、それと同時にフェイスラインがスッキリしてきました。今の状態よりひどくならないように維持して上手く筋肉のバランスを保てれば不快な症状や顔のたるみも軽減されると思いますよ!

座っている時の姿勢を矯正する

ストレートネックの症状を進行さやすいのがデスクワーク中など、座っている時ですので、特に座っている時の姿勢に気を付けましょう。座っている時は自分の意識だけで正しい姿勢を保つのはなかなか難しいので、背中と椅子の間にクッションを入れて矯正するのがおすすめです。最近ではいろいろな猫背解消クッションが販売されています。椅子に深く座り背もたれに筒状のクッションを挟んで背筋を矯正すると、正しい姿勢をキープしやすいですよ!バスタオルを巻いたものでも代用できます。私は、バスタオルを巻いたもので代用していますが、なかなか良いです。

立っている時間を増やす

なるべく立っている時間を増やすというのも有効な方法です。30分座ったら3分立つというのを目安に、こまめに休憩を取るようにしましょう。

立っている時は、アゴをぐっと引いて、肩を前に出すように力を入れて、姿勢を矯正します。また、立っている時間を利用してストレッチを行うのも良いですね。私は、長時間のPC作業が原因でストレートネック気味になってしまったのですが、仕事を変えるわけにもいかないので、「これ以上ひどくならないように、こまめにストレッチいれてくしかないね」と病院の先生に言われました。なので、こまめに立つ時間を増やすのと、ストレッチをするという対策を続けています。

まとめ

二重あごをどうにかしようと、ダイエットに励む人も多いと思いますが、原因は肥満だけとは限りません。最近多いのが「ストレートネック」が原因で発生する二重あご。

このような場合、ダイエットで解消することはできませんので、ストレッチやバスタオル枕など、今回ご紹介した方法を実践してみてください。顔と体はつながっているということを忘れずに、普段から正しい姿勢を保つことが何よりも大切です。

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