アイクリームの代わりにワセリンは使えるか?目の下のたるみに効くの?

スキンケア商品の中でも、かなりお高いのがアイクリーム。1万円を超す商品が当たり前なので、あまり高い商品を選ぶと使い続けることができなくなってしまいます。
中には、ワセリンをアイクリームとして使っている人もいるようです。ワセリンならドラッグストアですぐに入手できるし、なにより安いので、本当に効果があればかなりお得なのですが、実際どうなのでしょうか?
結論から言うと、アイクリームの代用品としてワセリンを使うのは、あまりおすすめできません。特に加齢が原因のシワ・たるみ・黒クマ・目袋などには効果を期待しないほうが良いでしょう。乾燥だけが原因のトラブルの場合には、ある程度の効果は望めますが、それも使い方に注意しないと逆効果になってしまう可能性もあります。
この記事の目次
目の下のたるみの原因と対処法をおさらい
目元のトラブルの中でも、もっとも老けて見えてしまうのが、目の下のたるみではないでしょうか?消えない黒クマがあらわれたら要注意です。ふくらみができて目袋になってしまうと、さらに改善が難しくなります。
これらの目元のトラブルが起こる原因と、それぞれに有効な対処法をおさらいしてみましょう。それによって、アイクリームとしてワセリンが適さない理由がお分かりいただけると思います。
目の下のたるみ3つの原因と対処法
- 乾燥
保湿ケア - 加齢による真皮の衰え
保湿・エイジングケア成分が含まれた化粧品でお手入れ - 眼輪筋の衰え
筋トレ
乾燥
保湿にはワセリンが効果的に思えるかもしれませんが、ワセリンができるのはもともとある肌の潤いを逃さないようにするだけで、肌の持っている保水力を高めてくれるわけではありません。

つまり、もともとの肌の保水力が落ちている場合は、ワセリンを塗ってもあまり効果は期待できないんです。
目の下のシワやたるみの原因となるような乾燥を解消するなら、もっと積極的に肌の保水力を高める成分が欲しいところです。具体的に言うと、セラミド、アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分です。これらの成分を含む美容液やクリームでお手入れした後に、ワセリンで保護するという使い方ならある程度の効果は期待できるでしょう。
真皮の衰え
目元の深いシワや進行したたるみ、目袋、黒クマなどは真皮の衰えによるハリ不足が原因です。肌のハリを支える真皮内のコラーゲンは加齢によって急速に減少していくので、コラーゲンの生成をサポートするような成分でお手入れしてあげる必要があります。
レチノールやビタミンC誘導体、ペプチド、EGFやFGFなどの成長因子、幹細胞エキスなどが有効です。
眼輪筋の衰え
目のまわりをぐるっとドーナツ状に囲む眼輪筋。この筋肉が衰えると、筋肉に直接くっついている皮膚がたるんで目元の印象が老化してしまいます。体の筋肉と同様、年齢と共に衰えていくので、鍛えなければたるむ一方です。
PCやスマホの利用時間が長い人は、特に衰えが早いので、筋トレを習慣にしましょう。また、眼輪筋の衰えを感じている人は、たいていの場合、真皮の衰えも進行しているので、筋トレだけではなくスキンケアも同時に行うことが大切です。
筋トレの方法は下記のコンテンツにまとめてありますので、参考にしてください。
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アイクリームとしてワセリンがおすすめできない理由
目の下のたるみの原因と対処法をおさらいしたところで、アイクリームとしてワセリンをおすすめできない理由をお話ししていきます。
ワセリンをスキンケアに使用する際にできることとは、
- 肌の表面に膜を張り、肌内部の水分が蒸発しないようにする
- 膜を張ることで、外部刺激が肌内部に侵入しないように保護する
ということ。
「ワセリンは保湿効果が高い」と言われますが、それは肌内部を潤してくれるわけではありません。化粧品のように浸透するのではなく、肌の表面に幕を張って内部の潤いを逃さないようにしてくれるだけです。
先の章でもお伝えしましたが、もともとの肌に保水力がなければ、ワセリンでふたをしたところで乾燥が解消できるわけではありません。

水分で満たされてふっくらとした肌を保護するには良いですが、乾燥してシワやたるみのある肌に塗っても、せいぜいが現状維持といったところでしょう。
また、ワセリンの硬すぎるテクスチャーも目元ケアに向いていない理由のひとつです。あの硬いクリームを皮膚が薄い目元に使うと、伸ばす際にかなりの負担がかかってしまいます。
さらに、ワセリンは石油からできた油分なので、落としにくいというのもデメリットです。ワセリンは乳化しないと落ちないので、石鹸だけでは落とせない可能性があります。夜アイクリームとしてワセリンを使うと、朝もクレンジングが必要になり、肌に余計な負担がかかってしまいます。
ワセリンは無色透明なので落ちたかどうかの確認が難しいですが、落としにくいという事実を忘れてはいけません。肌に石油の膜をはったまま次のスキンケアをしても有効成分が無駄になってしまいますから・・・
このような理由から、ワセリンをアイクリームとして利用するのは、あまりおすすめではありません。乾燥したらとりあえずワセリンを塗っておけば良いと言われることもありますが、肌を潤すにはもっと積極的に保湿する成分が必要ですし、加齢が原因の目の下のたるみにつていは、もっと高性能な成分が必要です。
アイクリームは本当に必要?
「ワセリンが成分的に適さないということなら、今持っている顔用の保湿クリームやエイジングケアクリームなら代用できるのでは?」と思うかもしれませんが、それも違います。
目の下のたるみには、やっぱり専用のアイクリームやアイセラムを使用するのが一番なんです。その理由を説明していきます。
薄い目元の皮膚には良い成分も刺激になってしまうことも・・・
アイクリームやアイセラムなどの目元専用の化粧品が必要な理由として大きいのが、目元は顔の他のパーツと比べて極端に皮膚が薄いから。
目元は頬と比べて3分の1程度の皮膚の厚みしかないため、他のパーツと比べて乾燥しやすく、ちょっとしたことでも刺激になって炎症を起こしてしまいます。目に見えた症状がなくても、炎症がじわじわとコラーゲンを破壊してシワやたるみの原因になることも。
そんな性質のある目元に顔用のクリームを使うと、例え良い成分でも刺激になることがあります。強力な美容成分であるほど、肌に働きかける作用も強いため、薄い目元には刺激になってしまう可能性があります。
目元専用に開発されたアイクリームなら、効果は落とさないようにしながらも目元に刺激を与えない設計になっているので安心して使うことができます。
薄い目元にも有効成分がとどまるように設計されている
目元は特に皮膚が薄いパーツです。皮膚が薄いとそれだけ肌の潤いを保持する力が弱くなるため、シワやたるみが出やすくなります。ですから、皮膚の薄い目元にも有効成分がぴったりと密着するよう設計された目元線用のアイクリームが必要となります。
また、アイクリームやセラムには、シワ・たるみ・クマ・くすみ・乾燥などの目元の悩みに特化した有効成分が濃厚に配合されているため、お悩み解消にぴったりです。
まとめ
ワセリンは目元の悩みを解消する成分が含まれていないため、アイクリームとして使用するのはおすすめできません。石油由来であるという点や、硬いテクスチャーであるという点も目元ケアには向いていない理由となります。
目元専用のアイクリームは、目元の悩みに特化した有効成分が濃厚に配合されていながらも、皮膚の薄い目元に刺激を与えない設計となっているため、多少お高いのは当然です。安いワセリンで代用したいという気持ちは分かりますが、ワセリンをアイクリームとして使用する場合は、過度な期待はしないほうが良いでしょう。
目の下のたるみやシワ、黒クマなどの加齢による症状に悩んでいる場合は、やっぱり専用のアイクリームがおすすめです。どうしても予算的にアイクリームの使用が厳しいという場合は、ワセリンを追加するよりも、思い切ってアイクリームを省き、その分エイジングケアができる基礎化粧品で顔全体をハリアップするほうが良いでしょう。
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