側頭筋を「ほぐす&鍛える」でほうれい線を解消!

表情筋トレーニングは続けているけれど、ほうれい線の解消具合がいまいちなのよねー・・・と思っている人はいませんか?
そんな人は、頭の筋肉も意識してみましょう。
頭にも筋肉があって、ほうれい線をはじめとした顔のたるみと深く関わっています。

"no-img2″
まめ

特に側頭筋という筋肉をほぐして鍛えると、フェイスラインが引き上がり、ほうれい線が解消されてきます!

側頭筋の役割やエクササイズのやり方について見ていきましょう!

ポニーテールにすると若返る人は側頭筋が衰えている!?

ポニーテールやハーフアップなど、サイドを引っ張り上げる髪型にすると、若返ったという感じがしませんか?この感覚が分かる人は、側頭筋の衰えによるたるみが起きていると考えられます。

左側の写真は普通の状態で撮ったもの。ほうれい線や毛穴のたるみが目立ちます。右側は、こめかみ部分を上に引っ張って撮ったものです。ほうれい線が消失し、たるみ毛穴も目立たなくなって、5歳~10歳くらい若返って見えます。

側頭筋を引っ張り上げると若返る

このこめかみ部分の筋肉は「側頭筋」と呼ばれる筋肉で、顔全体をリフトアップする働きがあります。つまりこの筋肉を鍛えれば若返るということなんです。

サイドを強く引っ張り上げる髪型にすると側頭筋のリフトアップ力が復活したかのような効果が得られるのですが、頻繁にやると皮膚が伸びてたるみが進行してしまうそうなので、あまりやらないほうが良いでしょう。筋肉をケアして、側頭筋のリフトアップ力を取り戻す方法がおすすめです。

側頭筋とは?

側頭筋とは目の横のこめかみのあたりにある大きな筋肉で、その名のとおり側頭部を覆っています。下のイラストの赤い部分のあたりにある筋肉で、咬筋と一緒にものを噛むときに動く咀嚼筋のひとつです。

指や手のひらを眉毛の横のこめかみ部分に押し当てて、奥歯をグッと噛み締めたり緩めたりという動作を繰り返してみてください。そうすると、側頭部の一部分が盛り上がって動くので、位置が分かりやすいと思います。

側頭筋の位置を説明するイラスト

側頭筋が衰えるとどうなる?

頬の位置が下がって、ほうれい線が目立ってしまう

"no-img2″
まめ

側頭筋が衰えると具体的にどうなるんでしょう?ほうれい線に関係があると言われても、いまいちピンと来ませんよね?

側頭筋は表情筋の土台となり、顔全体の皮膚を支える役割を担っています。

ですから、この筋肉が凝り固まって衰えると、見た目にもかなりの影響が出てきます。

まず、側頭筋自体に顔を引っ張り上げる力がなくなってしまうため、顔がたるみます。

さらに、側頭筋とつながっている表情筋にも影響を与えます。連動している表情筋にも伝わってしまうため、ますます顔全体のたるみが進んでしまうんです。

顔がたるめば、頬の位置が下がって、ほうれい線がくっきりと目立つようになるというわけです。

"no-img2″
まめ

げっ!それはまずいわ。老け顔が加速するじゃない!

顔全体が大きくなってしまう

側頭筋が凝り固まることで起こるデメリットは、たるみだけではありません。

筋肉は硬くなると変形する性質があるため、放っておくと顔全体が大きく見えるようになってしまうのです。

なんだか最近顔が大きくなってきたと感じている人は、もしかしたら側頭筋の凝りや衰えが進行しているのかもしれません。

"no-img2″
まめ

えっ!それ、まさに私なんだけど。なんだか年を取るにつれて、顔が大きくなってきたのを感じるのよね・・・

顔色が悪くなり、頭痛の原因にも

側頭筋の凝りは血流を悪化させるため、顔色が悪くなり、頭痛の原因になることもあります。

側頭筋の凝りを放置しておいて良いことは何もないんです。凝り固まった側頭筋をほぐし、衰えた筋力を鍛えて強化することは、美容のためにも健康のためにも大切です。

側頭筋を「ほぐす&鍛える」と、どんな効果がある?

側頭筋が衰えると見た目にもかなりの悪影響が出ることが分かりました。まずは、自分の側頭筋の衰え具合をチェックしてみましょう。簡単なチェックですぐに分かります。

試しに、髪の生え際のこめかみあたりの皮膚をつまんでみてください。5mmくらいつまめてしまうという場合は、側頭筋が衰えています。私は、バッチリつまめてしまい、ショックを受けました。

表情筋トレーニングをやっても効果が感じられないという人は、その土台である側頭筋が衰えているのかもしれません。私のように側頭筋がつまめてしまったという人も、マッサージとエクササイズで改善することができるので、がっかりしないでくださいね。側頭筋をほぐして鍛えると、嬉しい美容効果がたくさん得られますよ!

リフトアップ効果によって顔のたるみが解消される

側頭筋をほぐして強化することで再びリフトアップする力が戻ると、顔の皮膚もしっかりと引っ張ってくれるようになり、顔のたるみが解消されます。

気になるほうれい線も目立たなくなる

側頭筋の筋力が回復してリフトアップする力が戻れば、顔のたるみが解消されるため、気になるほうれい線も目立たなくなります。

ほうれい線解消のためには、表情筋だけではなく、それを引き上げる効果のある側頭筋のケアも大切なんです。顔の筋肉だけを鍛えても、側頭筋の力が弱っていては、効果も半減してしまいます。ほうれい線が気になる人は、頬や口元だけではなく、側頭筋のケアもしてみてください。

小顔効果

硬くなって変形していた筋肉がほぐれて元に戻れば、大きくなってしまった顔も元のサイズに戻るので、小顔になることができます。また、筋肉がほぐれると、血流が良くなって老廃物が流れやすくなります。そうすると、むくみが解消されるため、小顔効果を得ることができます。

筋トレ前に側頭筋をほぐす

側頭筋は、凝りによって硬くなっている場合が多いんです。筋肉が硬くなっていると力が十分に発揮できないため、筋トレの効果も半減してしまいます。トレーニング前に、まずは硬くなった側頭筋をマッサージでほぐしてあげましょう。マッサージをしてほぐしてあげるだけでも、筋肉の収縮力が戻り、たるみ解消に効果を感じることができますよ。

側頭筋マッサージの方法

マッサージのやり方

  1. 側頭筋の位置に人差し指、中指、薬指の3本の指をあてます。
  2. その部分を、クルクルと円を描くようにマッサージします。

側頭筋マッサージのイメージ画像

位置が分からない場合は、こめかみのあたりに指を当てて確認してみてください!

指を当てた状態でグッと奥歯を噛み締めると、側頭筋が動くのが分かるはずです。そのあたりを中心にほぐしていきます。

力加減は、強すぎず弱すぎない気持ち良いと感じる程度の力で行います。

頭痛や眼精疲労も緩和されるので、仕事の合間の習慣にすると良いですよ!

"no-img2″
まめ

私は頭痛がしている時に、このマッサージを少し強めにすると、それだけでだいぶ痛みが和らぎます。
小顔やリフトアップ効果抜きにしても続けたいマッサージです。頭の凝りが解消される感じがとても気持ち良いので、片頭痛や目の疲れが気になる人はぜひ試してみてくださいね!

側頭筋を鍛える方法

  1. 顎を上げて顔を少し上に向け、側頭筋を手のひらの手首に近い手の付け根の部分で押し上げます。
  2. 押し上げた状態のまま、奥歯をグッと噛み締める。5秒間キープ。
  3. 5秒経ったら、同じ時間をかけて今度はゆっくりと噛みしめていた歯を緩めてもとの状態に戻します。

側頭筋を鍛える方法の説明図

顔を上に向けることで負荷がかかり、筋トレの効果が出やすくなります。
また、噛み締めすぎは凝りのもとになり、逆効果です。

側頭筋が動くのが分かる程度の力で軽く噛むというのがポイントです。

このトレーニングは、ちょっとした時間にできるので、仕事の合間の習慣にすると良いですよ。マッサージとこの筋トレを毎日の習慣にするだけで、たるみが解消されていくのが分かると思います。

トレーニング後はマッサージを習慣に

トレーニングをして筋肉を鍛えた後は、マッサージをしてほぐすようにしましょう。筋肉が凝って硬くなると変形して顔が大きくなってしまいますし、筋肉の凝りは衰えを招きますから、鍛えっぱなしも良くありません。

MEMO噛み締めすぎて凝りになってしまうと、筋肉が変形して顔が大きくなってしまうので、「鍛える&ほぐす」をセットで習慣にする必要があります。

普段から良く噛むこともトレーニングになる

簡単な筋トレも面倒だという人は、食事の時に良く噛むことを意識するだけでもOKです。側頭筋は咬筋と一緒に咀嚼の時に使われますから、良く噛むだけでもトレーニングになるんです。

少し上を向いて顎を上げながら、1口30回くらい噛むようにしましょう。

これだけでも十分側頭筋を鍛えることができますよ。

また、なるべく噛み応えのある食材を選ぶことも大切です。普段から柔らかいものばかり食べている人は、側頭筋が衰えている可能性が高いので注意が必要です。レンコンやゴボウなどの噛み応えのある食材を取り入れるようにしましょう。おやつにケーキやプリンばかり食べている人は、するめやナッツに変えるだけで噛む回数を増やすことができます。ダイエットにも効果的で一石二鳥ですよ。

そして食事の後は、酷使した側頭筋をマッサージでほぐしてあげるのを習慣にしましょう。1日数回やると、みるみるほぐれていくのが分かりますよ。

側頭筋のマッサージと筋トレを続けたら・・・

私がやった側頭筋のケアは下記の2つです。

  • 起床後と毎食後の側頭筋と咬筋のマッサージ
  • 良く噛むトレーニング

これだけでもかなりの効果を感じました。私は、歯ぎしり・食いしばり癖があるようで、起床時は咬筋と側頭筋がだるいと感じますし、慢性的な頭痛があるのですが、マッサージを習慣にしてからだいぶほぐれてきたのを感じます。以前は頭痛薬が手放せなかったのに、今は頭痛はほとんどありません。咀嚼筋と頭痛って深い関係があったんですね・・・。頭痛持ちの人は是非試してみてください。咬筋のマッサージについては以下の記事を参考にしてください。側頭筋マッサージとセットでやると効果的です。

また、良く噛むトレーニングはたるみ解消にかなり有効です。以前は硬いものをほとんど食べていなかったのですが、ナッツやあたりめを積極的に食べるようにしてから、確実にフェイスラインがスッキリしてきました。ほうれい線もだいぶ薄くなってきたし、「痩せた?」と言われるようになったので、側頭筋のリフトアップ作用も復活してきたのではないかと思います。

ただし、相変わらずこめかみの皮膚はつまめてしまうんですよね・・・つまめなくなるまで頑張ります!

まとめ

側頭筋は表情筋の土台となり、顔全体の皮膚を支える役割を担っています。そのため、この筋肉が凝り固まって衰えると、顔を引っ張り上げる力がなくなって顔がたるみ、ほうれい線ができてしまいます。たるみだけではなく、顔が大きく見える原因にもなってしまうので、小顔美人を目指す人にとっても無視できない問題です。

側頭筋をほぐして鍛えると、リフトアップ効果、ほうれい線解消効果、小顔効果などが得られるので、今回ご紹介したマッサージやエクササイズを習慣にしましょう!普段から良く噛むこともトレーニングになりますよ!

"no-img2″
まめ

側頭筋をほぐして強化してあげれば再びリフトアップする力が戻り、引き締まったフェイスラインを取り戻すことができます。毎日コツコツとマッサージと筋トレを続けていきましょう。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事

ページ上部へ戻る